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【ラジオ】202609NKL_交通は交通だけでは解けない

9月も後半になってようやく涼しくなり、ホッと一息つきました。ニュースレターをお送りいたします。

「交通は、交通だけでは解けない。」

この1年弱、交通と物流に関する理論の全体像を眺めてみようと追いかけてきました。今月も、防災、公共交通の問題から都市計画へ、都市の問題から行政学へ、担い手不足からサービスマーケティングへ、農業の生き残りからマーケティングへ……。探索するたびに、「そこに解き方があったか」と驚く発見が続いています。

交通・物流を入口に、観光、経済、都市、産業、行政、法、政治、哲学、人類学など、さまざまな学問を集め、科学と社会を結ぶ。理論を交通の「解き方」に変える。探索の現在地をお届けします。

イベントのお知らせ

▪️10月23日 「歩く、出会う。まちが変わる。」まちづくりフォーラム

自動車依存であったフランスが人間中心の街を取り戻し、賑わいを取り戻せた経緯をご紹介します[詳細]

▪️2027年 4月25-26日 さくら&チューリップまつり 

岩手県一関市室根町折壁留で、サクラとチューリップが咲き誇る広大なガーデンで、食と農を考え感じるイベントが開催されます。[詳細]

9月の調査と気付き

9月26日 東日本大震災を語り継ぐ「いのちを守る」開催しました

起きた事、その後の事、体験した人でなければ話せない事の数々。9/26(土) 14時 東中野駅前テクニカルカレッジにて開催されました。。[詳細]

P 公共交通

スコープ3が問う企業と都市の総力戦 企業最適から社会最適へ

中部経済新聞 中経論壇執筆コラム。スコープ3ではサプライチェーン全体の排出量が問われるので、大企業単体でなく取引先の排出量も問われます。物流や通勤が効率的なのか都市の効率性も問われ、総力戦になります。これは物流・交通事業者にとって、チャンスでもあります。関連内容 [E学術理論 環境 スコープ3]

P3 第三セクター鉄道のガバナンス

第三セクター鉄道は、沿線自治体と鉄道が協働して運行運営するスキームで、自治体が株主であり取締役も出している株式会社が運営していますので、活用すればより良い地域経営を鉄道を活用して進められます。自治体は株主・取締役として経営に関与ができるはずなのですが、なぜか距離があります。

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近江鉄道を「見立て」で再生――山田和昭のISIS wave #90

関心が薄い地域住民にとって、鉄道はどんな見立てになるのか?

近江ARSのご縁で入学したイシス編集学校の卒業生として遊刊エディストにコラムを掲載いただきました。[記事へのリンク]

XCT 交通まちづくり団体

日本や世界には、行政と交通・まちづくりを結びつける活動を進める市民団体が数多くあります。通常は関心が寄せられない交通を、どう翻訳しているのでしょう?

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T 物流

国際コンテナ輸送に学ぶ幹線輸送改革

標準化・機械化・集約化・大規模化を極限まで追求した国際コンテナ輸送。その効率性の構造をスタディしました。L&A Networks 投稿記事。

関連内容[T物流 TP物流生産性]

 

 

H マーケティング

顧客、取引先、従業員。相手が求める事を察知・理解して、それに応じたサービスを提供することがマーケティングです。そのために、給与待遇・運賃・案内など様々な手法を駆使します。
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GS サービスマーケティング 担い手とロイヤリティ

交通をサービスとして捉えることで、利用者の体験や担い手の問題が見えてきます。人がなぜ選び、行動するのかを考える。輸送は形の無いサービスです。在庫もできません。そのため、マーケティングの中でも特別なサービスマーケティングで扱われます。
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V 観光 なぜ来る? どう迎える?

人を運ぶ交通から、人を地域へ呼び込み、地域を回遊してもらう交通へと視野を広げる。観光が重要な収入源となる場合、その構造を理解することが重要です。
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A 農業 生存戦略とマーケティング

一見すると交通から遠い農業にも、物流・市場・担い手・マーケティングという「移動」の問題が潜んでいます。金融と米国農業、工場化するオランダ、厳しい自然を分析する豪州と各国の戦略が見える中、日本の農業再生の鍵はマーケティングにあるようです。
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D土木学 工学の母

土木の分野ではインフラを「造るもの」から「使われ方をマネジメントするもの」へと捉え直しています。
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B 業務関連理論

NR 危機管理学 事業を止めないレジリエンス

交通やインフラをシステムとして見て、事業持続を考えます。レジリエンス工学では、「失敗」は故障ではなく「適応の結果」として理解されます。

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Y 哲学 交通と位置づけ、公正・平等・安全を考える

「良い街」「公平な交通」「安全」とは何なのか、政策の前提となる価値判断。限られた予算を使い、いかに平等公正な交通システムを維持するか?安全をどこまで確保するか?交通正義など哲学の領域で議論されています。

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L 法学 政策制度の基本設計

行政を動かす制度とルールを考えます。事業法の許認可も、運送
契約の債務不履行も、独禁法上の運輸連合も、法学という一つの体系の中にあります。
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LZ 行政法学 行政のルール、ガバナンス

行政が守るルール、行政に関する法解釈の理論です。また、英米と大陸から取り込んだ日本のガバナンス構造を掘り下げてみました。

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行政のガバナンス どこから来たか・どうなっているか

ZP 行政学 なぜその判断になる?

制度だけでは説明できない「なぜ行政組織はそう動くのか」を、組織や制度の構造から考える。辻清明の『日本官僚制の研究』が指摘した「強圧抑制の循環」から、西尾勝が示した「民主化と能率化の二重の課題」という日本独自の文脈まで整理。
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地方の財源

国の財源

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Q 政治学 どう決定されるか?

政治では合理的な答えを選ぶだけではなく、異なる利害を持つ人々の選択によって決まることを考えます。政策が「どう実施されるか」と「どう決定されるか」は、別の問いになります。

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MG ゲーム理論 せめぎ合い・駆け引きの結果

利害が異なる主体が、それでも協力しなければならない状況をどう設計するかを考える理論です。
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MS 数理・計量経済学 社会を数字にする

「やったこと」から、それによって「何が変わったのか」を「どう測るか」という問題に向き合う理論です。
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R 人類学 慣習は人為的に作られる

人はなぜ移動するのか、交通やインフラが人々の暮らしや社会にどんな意味を持つのかまで問いを広げます。
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理論分類 大量の理論をどう仕分ける?

ここまで出会ってきた知見を整理し、交通・物流を考えるための「知の地図」をつくってみようとしました。

AFN 動的タクソノミ

交通理論体系整理の試み 分野別ページ

今回ご紹介するレポートに加え、従来 Newsletter で紹介してきたものを、分野別にページ分けしています。

科学・AIと社会 どう繋ぐ?

こうして学問を横断していくと、科学や専門知そのものと社会との関係が問題になってきます。科学を正論として振りかざしても、市民・行政・事業者にはそれぞれの論理があります。「知らないから反対される」と聞き流す前に、関係性を考える。そして規制や政策を変えていく。科学と社会を繋ぐ領域です。

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