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物流関係

【TE13】1993年白書は「接続不足」という問題設定をどこから得たのか ― 委員会はERTをどう受け取ったのか

序論 本レポートが検証する問い 本レポートが検証する問いは一つである。「1993年白書『成長・競争力・雇用』は、『接続不足』という問題設定を、どこから得たのか」。前作(TE12・TE13第1版)は、この問題設定が1993 …

【TE12】道路が足りないではなく、ネットワークがつながっていない が課題になった背景

序論 本レポートが検証する問い 本レポートが検証する問いは一つである。「欧州はなぜ『道路が足りない』のではなく、『ネットワークがつながっていない』ことを問題として認識したのか」。この問いは、EUがどのような統治権限を持つ …

【TE11】補完性原則が生んだ必然 ― なぜEUは物流を「管理」ではなく「調整」するしかなかったのか

なぜ欧州は道路や鉄道ではなく「ネットワーク」を政策対象にできたのか。答えは条約の文言そのものにありました。TFEU第171条・172条は「調整する」「加盟国の承認を要する」としか書いていません。1993年ドロール白書が発 …

【TE10】欧州物流は誰が設計しているのか ― TEN-T・CEF・RFC・RNE・ALICEを貫く政策ガバナンスの構造

欧州物流はなぜ縦割りを超えて見えるのか。TEN-T・CEF・RFC・RNE・ALICEを「政策レイヤー」として解剖しました。European Coordinatorsは「非公式な権限しかない」と欧州監査院が批判、CEFの …

【TJ7】PIフィジカルインターネット 官主導の日本、産業界主導の欧州

日本のフィジカルインターネットを、海外動向との比較で整理しました。2021年10月設置の実現会議が2022年3月、政府レベルでは世界初のロードマップを策定。2040年目標、6項目のフレームワーク。ヤマトHDのSSTは20 …

【T14】PI フィジカルインターネットを目指すALICE, Open Logistics Foundation 欧州の推進母体を時系列で整理

フィジカルインターネットの海外動向を、構想から実装まで時系列で整理しました。Montreuil氏が2006年に非公開で着想、2011年に論文発表。欧州はALICE(2013年設立)を軸にMODULUSHCA・SENSE・ …

【T13】ロジスティクスパーク ― 幹線輸送ネットワークの生産性を高める結節点

ロジスティクスパークを「倉庫団地」ではなく「ネットワーク制御装置」として分析しました。幹線輸送(リーン)と集配送(アジャイル)を切り分けるデカップリングポイントという理論的位置づけ、GVZブレーメンの年間25万件トラック …

【T12】物と書類は同じ速さで動かない ― 国際コンテナ輸送の5つの流れを分解する

国際コンテナ輸送を「海運業界」ではなく「業務プロセスと情報システム」として分析しました。物・書類・データ・資金という4つの流れは、実は同じ経路・同じタイミングで動きません。B/Lの電子化率はわずか5.7%(2025年1月 …

【TE09】30トン超が83.1% ― 欧州幹線トラックの大型化構造を統計で読む

欧州の幹線トラックを「政策」ではなく「輸送装置と運行オペレーション」として分析しました。EU道路貨物輸送は1.87兆トンキロ、30トン超の車両が83.1%を担う大型化構造。ポーランドがカボタージュシェア37.7%で圧倒的 …

【TJ6】「生産性が高いか低いか」ではなく「何が生産性を決めるか」― 投入と産出で読む日本の貨物輸送

「日本の物流は生産性が高いか低いか」ではなく、投入(労働・資本・エネルギー・輸送装置)と産出(トンキロ・売上)を分解して分析しました。輸送能力はトラック1台<鉄道1編成<内航船1隻<外航船1隻の順。CO …

【TJ4】外航海運を「輸送装置」として解剖する ― 日本商船隊、船腹量世界3位の構造

外航海運を「船会社」ではなく「船舶という輸送装置」として分析しました。日本商船隊は実質保有船腹量世界3位、船種別ではばら積み船が33〜38%で最大。原油は中東8割・石炭は豪州7割に依存。世界コンテナ取扱量は中国が圧倒的で …

【TJ3】内航海運を「輸送装置」として解剖する ― 船舶5,055隻が運ぶ鉄鋼6割・石油9割の構造

内航海運を「船会社」ではなく「船舶という輸送装置」として分析しました。船舶5,055隻・435万総トンで年1,800億トンキロ、鉄鋼の6割・石油とセメントの9割を輸送。荷主-元請オペレーター-2次3次オペレーター-オーナ …

【TJ2】JR貨物を「輸送装置」として解剖 ― 機関車566両・コンテナ6万個が運ぶ177億トンキロの構造

JR貨物を「制度」ではなく「輸送装置」として分析しました。機関車566両・コンテナ車7,140両・自社コンテナ6.1万個で年177億トンキロ。トンベースでは鉄道全体の71%、トンキロでは99%をJR貨物が担う構造です。コ …

【TJ5】 日本の貨物輸送 基礎編 [トラック・鉄道・内航・外航] 横断比較

営業用トラック・鉄道貨物・内航海運・外航海運。日本の貨物輸送4モードを同一の尺度で横断比較した調査報告書を作成しました。トンキロ分担率は自動車55.4%・内航海運40.0%・鉄道4.5%[参議院調査室]。平均輸送距離は内 …

【TJ1】日本の営業用トラックにおける幹線輸送の実態― OD構造・時間構造・コスト構造の定量分析

「積載率が低い」「空車が多い」とよく言われる日本のトラック幹線輸送。でもそれは車の積み方の問題ではなく、貨物の”流れの偏り”の問題でした。物流センサスの都道府県間ODデータを実際に解析し、片荷指数 …

【TE05】欧州の鉄道物流会社の解剖企業・ネットワーク・ビジネスモデルの実態

制度(TEN-T)・組織(RNE)・回廊(RFC)と解剖してきた欧州鉄道貨物シリーズの締めくくりは、実際に貨物を運ぶ会社そのものです。欧州最大DB Cargo(1.8億トン・機関車2,510両・欧州シェア16%)、最大の …

【TE04】RailNetEurope(RNE)の解剖― 国際鉄道貨物を支える組織とOSS・PCS・TISの運営実態

TEN-Tが線路を造り、RFCが回廊を運営するなら、その全部を動かすツールを作っているのがRailNetEurope(RNE)です。欧州30か国超のインフラ管理者が2004年に設立した非営利協会で、ウィーンの事務局79名 …

【TE03】Rail Freight Corridor(RFC)の解剖― 国際鉄道貨物の運営実態・C-OSS・容量配分・事業者

TEN-Tがインフラを造り、Marco Poloがオペレーションを補助したなら、RFC(国際貨物鉄道回廊)は「国境をまたぐ経路を誰がどう配分するか」の仕組みです。ロッテルダム→ミラノの貨物列車は4か国・4インフラ管理者の …

【TE02】Marco Polo Programmeの解剖― EUによる物流オペレーション補助の実態と帰結

TEN-Tが「インフラを造る政策」なら、Marco Poloは「そのインフラを使わせる政策」でした。EUが物流事業のオペレーションそのものに補助金を投じ、道路から鉄道・内陸水運・短距離海運へのモーダルシフトを促した制度を …

【TE01】TEN-Tの解剖 欧州横断輸送ネットワークの投資・組織・インフラ・回廊の実態

TEN-T(欧州横断輸送ネットワーク)を巨大インフラの実態から解剖した調査報告書を作成しました。約41,000kmの水路網ならぬ、9つの欧州輸送回廊が北海・バルト海・地中海・黒海を結ぶ骨格。ブレンナー基底トンネル(64k …

【TE08】欧州内陸水運(IWT)の実態 インフラ・管理主体・事業者・物流ネットワーク

欧州内陸水運(IWT)の実態を、河川・運河・内陸港・事業者・管理主体・契約構造まで一枚に解剖した調査報告書を作成しました。ライン川は年2億8,450万トンを運ぶ欧州最大の動脈。世界最大の内陸港デュイスブルク、欧州最大の内 …

【TE07】欧州シンクロモーダル輸送の担い手 Contargo・Bertschi・DB Cargo・Lineas

欧州シンクロモーダル輸送を「概念」ではなく「実際に誰が運営しているか」から掘り下げた続編を作成しました。ライン川流域のトライモーダル物流事業者Contargo(自社バージ40隻・鉄道68便/週・24ターミナルを垂直統合) …

【TE06】欧州シンクロモーダル輸送の実態 ― 誰が、何を見て、貨物のモードを切り替えているのか

欧州シンクロモーダル輸送の実態を、EU公式資料・査読論文・港湾当局資料から整理した調査報告書を作成しました。貨物を輸送途上でリアルタイムに切り替えるこの方式は、オランダ発。ロッテルダム港のEGS、アントワープのCerti …

【NE10】北欧各国比較

北欧4カ国の物流を徹底比較!寒冷地・低人口密度という共通条件を持ちながら、フィヨルドのノルウェー(海運・フェリー型)、森林と工業のスウェーデン(鉄道・港湾型)、ロシアとの歴史を背負うフィンランド(広軌鉄道型)、そして欧州 …

【NE50】デンマークの交通・物流

デンマークは、平坦な地形と島々を橋梁と道路で結んだ「物流ハブ」国家です。北欧と欧州大陸を繋ぐ要衝として、大ベルト橋やエーレスン橋といった巨大インフラが経済を支えます。世界最大の海運会社マースクやDSVの本拠地であり、NA …

【NE40】フィンランドの交通・物流

南北1,386kmに及ぶ広大な国土と、冬の氷海。フィンランドは、砕氷船が支える海運、独自の広軌鉄道、そして貨物輸送の88%を担う道路を統合した「複合物流」でこれらを克服しました。ロシア国境の封鎖とNATO加盟を経て、今、 …

【NE30】スウェーデンの交通・物流

南北1,600kmの広大な国土を持つスウェーデン。南部都市圏と北部資源地帯を繋ぐのは、強靭な鉄道網と北欧最大のハブ・ヨーテボリ港を中心とした「インターモーダル輸送」です。2024年のNATO加盟や2045年の脱炭素目標を …

【NE20】ノルウェーの交通・物流システム

フィヨルドと山岳に囲まれた極北の地、ノルウェー。南北1,760kmに及ぶ過酷な自然条件を、彼らはいかにして克服したのか。新車販売の50%超を占めるEV普及策や、「海を道路の延長」と捉える電動フェリー網、欧州のエネルギー安 …

中国 モーダルシフト公転鉄、海鉄聯運の背景と施策

中国の「鉄路先行」は財務戦略から実働の物流大転換へ。2025年、物流コストの対GDP比が史上初の14%割れ(13.9%)を達成しました。背景には深刻なトラックドライバー不足や脱炭素、そして「マラッカ・ジレンマ」を回避する …

中国「鉄路先行」戦略とインフラファイナンス

SNS向けリード文(191文字) 中国の「鉄路先行」戦略は、2035年までに高速鉄道7万キロを目指す壮大な計画です。日本の旧国鉄がかつて高金利で破綻したのに対し、中国は土地現物出資や「化債」と呼ばれる低利借り換えにより、 …

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