本ブログでは、全ての記事をAI Notebook LMに学習させています。Notebook LM はソースとして登録された情報のみを元にして回答を生成するので、ハルシネーション(もっともらしく嘘をつくこと)が起きづらいと言われています。
- 分野を横断して網羅的に、使えそうな理論を理論を探索して提示してくれます。
- 分野をまたがって理論を組み合わせることを提示してくれます。
- ソースに元記事のURL が含まれているので、必要に応じて原典を当たることができます。
- 考えがまとまったら、マインドマップ、音声解説、スライド資料などを生成できます
- 全ページに表示されている AIチャットに聞く をクリックすると無料で使うことができます。
- ご利用の際は、Google アカウントの登録が必要です(無料)
目次
AIチャットの使い方
想定しているのは、課題を入力して、解析や解決に使える理論や、実践方法について質問してみる使い方です。交通・物流はフィールド(実践現場)のため、土木学・経済学・政治学・社会学・都市工学・建築学・心理学など多岐に亘る学術分野に関連します。また、海外にも多様な事例があります。これらを全て把握した上で最適な理論などを見つける際の助けにしようという考えです。
チャットへの入力例
- 地域鉄道の衰退に関して、都市計画との整合が疑われる。この問題構造の解析に使えそうな理論を提示してほしい。
- 地方財政の逼迫について、原因を解明することに使えそうな理論を提示してほしい。ソースのURLも提示。
- 出力の指示
- このxxxxを段階を追って説明するスライド資料にしたい。
- xxxxに関する音声解説を生成してください。
- xxxxに関する構造を把握するためマインドマップを生成して下さい。
- xxxxに関する構造を把握するためオンフォグラフィックスを生成して下さい。
- xxxxに関する年表を箇条書きで生成して下さい。形式は、英語, 用語, (用語が英語と異なる場合のみ記載) ,正式名称(用語と異なる場合のみ記載), 略称(と異なる場合のみ記載): 用語解説
不明な用語
もし、不明な用語があれば、用語索引をご利用ください。
jrmkt.com 多角的探索プロンプト
動作確認済み:この指示文を実際にNotebookLMのチャットに投げて検証した。「路線バス廃止」の状況(下記参照)に続き、「都市計画に無関心な公共交通担当者に、都市形成ツールとしての価値を気づかせたい」という状況でも、指示通りの多段階探索(検索→結果から新しい言葉を拾う→再検索)が自動で実行され、経済・社会正義・心理・健康福祉・教育・文化歴史という6つの視点(あらかじめ用意したものではなく、探索の結果として浮かび上がったもの)にまたがる、具体的な記事群が得られることを確認した。詳細は「実際に試した結果(2件目)」を参照。
これは何か
これは人間が手作業で行う手順書ではない。AI(NotebookLMのチャット、あるいはこの指示を与えられた他のAI)に、状況を一度伝えるだけで、探索そのものをAIに代行させるための指示文である。人間は、状況を書いて渡すだけでよい。
使い方
以下の指示文を、NotebookLMのチャット(またはjrmkt.comの記事群を参照できるAI)に、実際の状況とあわせて貼り付ける。
指示文(ここからコピーして使う)
あなたはjrmkt.comの記事群を横断的に探索するアシスタントです。
以下の状況について、単一の視点からの答えを急がず、
次の手順で多角的に調べてください。
【状況】
(ここに、今直面している状況を自分の言葉で書く。例:「路線バスが廃止になりそうだ」)
【あなたに行ってほしいこと】
- まず、この状況に最も直接関係しそうな言葉で、サイト内を検索する。
- 検索結果を読み、その中に、最初の検索語には無かった、
別の角度を示唆する言葉(例:制度の話の中に出てくる社会的な言葉、
経済の話の中に出てくる心理的な言葉など)が無いか探す。
- 見つかった言葉で、もう一度検索する。これを2〜3回繰り返す。
- 特に、経済・制度だけでなく、社会的なつながり・心理・文化・環境
といった側面に触れている記事が無いか、意識的に探す。
ただし、これらの側面を無理に当てはめず、実際に見つかった範囲で答える。
- 最後に、見つかった記事を、どの角度から関連するかを添えて、
一覧にして提示する。一つの視点に偏っていないか、
自己点検してから回答する。
- 一次資料(若桜鉄道の経営記録等)に関連しそうな記事があれば、
理論記事と分けて示す。
なぜこの形にしたか
これ以前に、同じ課題に対して「人間が手作業で検索語を考え、結果を読み、また検索する」という手順書を作っていた。しかし、この一連の作業——検索する、結果から手がかりを拾う、別の言葉で再検索する——は、まさにAIが得意とする、反復的な探索作業そのものである。人間が毎回手作業でこれを繰り返す理由はない。
この指示文は、人間が担っていた「検索語を考える」「結果から次の手がかりを拾う」という判断そのものを、AIに委ねる。人間は状況を一文で書くだけでよい。
実際に試した結果(1件目:路線バス廃止)
この指示に相当する探索を、実際に「路線バスが廃止になりそうだ」という状況で行ったところ、次のように、経済・制度の視点と、社会・心理・文化の視点の、両方にまたがる記事が見つかった。
- 経済・制度の視点:国交省「地域公共交通再構築協議会」(JR芸備線の実例)、道路と鉄道の政策的非対称性、制度の経済学
- 社会・心理・文化の視点:社会的インパクト評価(SROI)、高齢者のスティグマと社会的排除、環境正義、ムーバスの共創と「誇り」の継承、社会心理学的ウェルビーイング
これらは、あらかじめ「経済も社会も心理も調べよう」と決めていたのではなく、最初の検索結果から芋づる式に見つかったものである。
実際に試した結果(2件目:NotebookLMでの検証)
上記の指示文を、実際にNotebookLMのチャットへ、次の状況とあわせて投げた。
【状況】都市計画との関わりに無関心・無関係と思っている自治体の交通政策担当者に対し、公共交通が最強の都市形成・活性化のツールであることを気づかせたい。
探索の過程:NotebookLMは、まず「都市計画」「地域活性化装置」という直接的な言葉で検索し、「地方鉄道は運輸業ではなく地域振興業である」という記事や、鉄道を都市というデパートの「エレベーター」に見立てる比喩を発見した。その過程で、「社会的共通資本」「心理的コスト」「動く予防医療」「人的資本」という、最初は検索していなかった言葉が記事中に浮かび上がり、これらを手がかりに二段階目の検索を行い、探索を社会・心理・健康・教育の領域へと広げた。
得られた結果:あらかじめ用意した分類ではなく、探索の結果として、次の6つの視点にまたがる記事群が得られた。
| 視点 | 主な内容 |
| 経済・財政 | 「稼げる公共交通」の神話批判、TOD(公共交通指向型開発) |
| 社会・正義 | 宇沢弘文の社会的共通資本論、交通正義(アクセシビリティの分配) |
| 心理・行動変容 | 行動変容デザイン(現状維持バイアス、ナッジ)、TDM(誘発需要とダウンズ・トムソンのパラドックス) |
| 健康・福祉 | 「赤字補填ではなく投資」という再定義、英国TAGの健康便益(便益の約8割) |
| 教育・人的資本 | ラジ・チェティらの研究(通勤・通学時間の短さと将来の年収の関係) |
| 文化・歴史 | 明治期の鉄道会社による「初詣」創出という文化形成の歴史 |
さらに、一次資料(若桜鉄道のSL走行社会実験、近江鉄道の全線無料デイ、熊本県のバス共同経営)が、理論記事とは分けて提示された。加えて、指示していなかった「担当者にどう伝えるか」という説得のストーリーライン(デパートのエレベーターの比喩から入り、具体的な数字でAha!体験へ導く)まで、自発的に提案された。
確認された注意点:出てきた具体的な数字・固有名詞(研究者名、金額、効果の割合等)は、AIによる要約の過程で不正確になる可能性があるため、対外的に使う前には、示された元記事URLに当たって裏を取る必要がある。
残る課題
- NotebookLMが実際にこの指示通りに動作することは、2件の状況で確認できた。ただし、状況の書き方(具体性、長さ)によって、探索の質にばらつきが出る可能性があり、うまく機能しない場合の対処法は、まだ十分に検証していない
- 出てきた結果に含まれる具体的な数字・固有名詞は、そのまま信用せず、示された元記事URLで裏を取る必要がある(2件目の検証で確認された注意点)
- もしNotebookLMが指示に十分従わない場合は、Claude等の別のAIに、同じ指示文と、探したい記事のURLをいくつか渡して、同様の探索を依頼する方法もある
- 今後、さらに異なる種類の状況(たとえば物流・産業分野の状況)でも試し、この指示文が幅広い場面で機能するかを確認するとよい
こうやって学習させています
- ブログが収録されているWordpress の機能で「投稿」をxml にエクスポート
- Chat GPT でxml をNotebook LM が読み込める形式に加工する
添付のフォーマットを参考にNotebook LM がソースとして読み込める形式に 添付 xml ファイルを整形する。============================================================悪循環を止め、好循環を生み出すシステムダイナミクスのフィードバックループ私たちの社会は、見えない因果の連鎖(システム)で動いています。なぜ良かれと思った施策が裏目に出るのか。若桜鉄道の再生事例を、サイバネティクスとシステムダイナミクスの視点から解き明かします。悪循環を止め、好循環を生み出すための12のレバレッジ・ポイントとは何か。中学生でも分かる言葉で、複雑な世界を動かすループの法則と、未来を自らデザインするための思考法を、全5回のシリーズで解説します。<略>参考 - Notebook LM のソースとして登録する
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複雑な交通問題をAIで多角的に解析できる試みは、実務者にとっても非常に参考になります。記事にある音声解説の作成も魅力的ですが、自作の解説動画などを作りたい時はこのfree text to speechを活用すると、より手軽に質の高いコンテンツが作れそうですね。