交通
なぜ道路に偏重投資?その鍵は公共選択論にあるかもしれない
もう30年以上も公共交通の外部性や公共性と道路偏重投資の問題への議論がなされているのに、なかなか構造的な見直しが起きません。一方で海外支援ではバッチリと外部性の評価を元に支援が決定されています。どうも、不理解が原因ではな …
10月19日 草津フィールドワークを開催しました 次回は4コース
2025年10月19日、草津フィールドワークを開催しました。正式レポートはこちらになります。以下は、速報です。やさしい交通しがのwebにも速報があります。 開催 当日は辻さんによる軽妙な司会進行でした。 交通まちづくりと …
宇沢弘文博士 「社会的共通基本」を元に鉄道政策を考える
なぜ今、「社会的共通資本」なのか? 地方の鉄道路線が次々と廃線の危機に瀕し、都市部では交通渋滞が深刻化する現代において、私たちは交通インフラをどのように評価すべきでしょうか。そのヒントになるのが、経済学者・宇沢弘文が19 …
自動車の外部費用の流れを振り返る
今まで、都市設計と自動車依存に関して、個々の記事で概説してきましたが、改めて流れを振り返ってみます。音声概要を各項目に入れました。 年表などはこちらの記事に掲載されています。 [音声概要を聞く] [自動車都市からの見直し …
中経論壇 地域の持続可能性と公共交通 住みやすい・学びやすい・働きやすいに直結
2025年9月18日中部経済新聞 中経論壇 地域の持続可能性と公共交通 住みやすい・学びやすい・働きやすいに直結 掲載されました。 公共交通が地域の人材確保や住みやすさなど持続性に直結することを解説しています。 音声概要 …
道路を安全・便利・快適・環境に良く楽しくするコンプリートストリート
都市計画と交通の変遷を追ってきましたが、この実装段階として「道路をどう作る?」という実装段階で道路を自動車だけでなく、自転車・歩行者・バスにとっても安全・便利・快適にする「コンプリートストリート」という考えが出てきました …
自動車都市からの見直し、米国と日本で違いが生じた原因は?
欧米と日本の公共交通がどうしてこうも違うのだろう?と疑問に思い、まずは都市計画を調べ、道路との関係を調べと来ました。自動車の課題が多くなりましたが、攻撃するつもりはなく、それだけ存在が大きいと受けとめていただければと思っ …
公共交通は役立たず?いえ、都市の構造が問題なのです。TODを考える
路面電車型郊外住宅地 では、交通と都市の形成の歴史が紹介されています。かつては徒歩、そして馬車、路面電車とスピードが上がり移動距離が伸びるにつれて、都市は成長してきました。つまり、公共交通で移動できる範囲に街が作られたの …
歩行者に優しい都市開発のルーツはここ?路面電車型郊外住宅地
鉄道と沿線開発をセットで行う日本の電鉄モデル。その元祖は1900年に米国で登場した都市間鉄道インターアーバンを参考にしたと言われます。確かにターミナルデパートなどはインターアーバンに倣ったようです。他の記事で米国の路面電 …
自動車の社会的影響と消えた「路面電車郊外」
自動車は移動の自由、経済発展、雇用、税収、など様々な社会貢献をしています。また、ロードムービーなど映画のジャンルも作り、ドライブイン、ドライブスルー、郊外型ショッピングセンターなど様々なビジネスも生み出しました。一方で、 …
中経論壇 インフラの民営化と市場への競争 いかに生かし、どこに投資すべきか
2025年7月10日、中部経済新聞 中経論壇 に表記記事が掲載されました。 音声概要をお聞きいただけます 音声概要はこちらよりお聞きいただけます。規制を撤廃し市場を設計した欧米、規制はほぼそのままで分割民営 …
インテリジェント・アーバニズムの原則
音声概要をお聴きいただけます Notebook LM でWikipedia記事を学習して生成したラジオ番組風音声概要をこちらからお聴きいただけます。 Wikipediaの記事 インテリジェント・アーバニズムの原則 (PI …
車依存から自由に、カーフリー運動
日本の大都会以外では「車が無いと暮らせない」「車以外の移動は考えられない」は当たり前に聞く話です。さて、昔は車が無くても暮らせましたが、なぜ・どのようにしてこうなったのでしょうか?知らず知らずに、自動車を運転しない人には …
海外支援と国内インフラ投資
前回まで、中国のインフラ産業覇権について取り上げました。礼賛するつもりではなく、実際さまざまな問題も指摘されています。そこは注意深く観察し、ここでは日本のインフラ投資を考えたいので、海外支援と共にスタディしたく思います。 …
猛然と追い越した中国の巨大インフラ事業
ここまで、欧米の都市計画の考え方の変遷で田園都市からスマートグロースまで振り返り、それを交通面で計画するSUMP、そして実現に向けて設計するエンジニアリング事業を SYSTRA の成長を通して見て、実際に運営・運行事業を …
交通インフラの規格・体系を決めるSYSTRA
都市計画、交通計画からすぐには運営・運行はできません。輸送実態に応じて、適切なモードや体系を選び、設計し建設するエンジニアリングの段階が必要です。このエンジニアリングで、運行密度や方法、信号装置や車両、などソフト・ハード …
アジアに進出するRATPの現状を見る
前回、世界最大のグローバルオペレータ Transdev を見てみましたが、アジア市場から全面撤退していたので、これを引き継いだRATP について調べてみました。 AI 音声概要をお聴きいただけます AI Notebook …
世界最大の公共交通運行事業者Transdevをスタディする
公共交通の基本に立ち戻るということで、本ブログでは 都市計画の考え方の推移 持続可能な都市モビリティ計画(SUMP) について、AIの力も借りてざっと動きを追ってきた。コミュニティのために都市計画があり、その都市を効果的 …
持続可能な都市モビリティ計画(SUMP)
前回のブログで都市計画の系譜について、田園都市運動からスマートグロース、コンパクトシティまで経緯を簡単に紹介しました。 都市域を広げすぎず、自動車に頼りすぎず、環境に優しく、多様なコミュニティにとっても住みやすい持続性の …
「え、あの車両やめちゃうの?」「わざわざ新車入れるの?」がなぜ相次ぐのか
執筆記事が掲載されました。 鉄道車両の更新について平易に解説しました。全国で苦労されている鉄道事業者の皆様への理解が深まることを願っています。 乗り物ニュース Yahoo!ニュース
中経論壇 公共交通は赤字か?投資か?/中部経済新聞
音声概要をお聴きいただけます。 本記事を Noteboook LM に学習させた音声概要をお聴きいただけます。 記事内容 5月1日の中部経済新聞 中経論壇に投稿が掲載されました。 公共交通の現状に対する議論が単なる収支の …

































