米国のインターモーダル輸送を支える仕組みが、シャーシ・プール(Chassis Pool)です。シャーシとはコンテナを載せる台車のことですが、米国ではこれを個々の運送会社が所有するのではなく、特定の地域で共同管理する「プール制」が一般的です。
トラック運転手は、自分のトラック(トラクター)だけでターミナルに来れば、プールにある共有のシャーシを自由に借りてコンテナを運び出すことができます。この運用のメリットは、情報の同期によってさらに最大化されます。
GIER(統一機器登録システム): 北米中のシャーシの仕様や安全点検情報を管理するデータベースです。
EDI 322: シャーシがゲートを通過した際、その番号とコンテナ番号が紐付けられ、利用開始のメッセージが自動的に所有者へ送られます。
これにより、誰がどのシャーシを使っているかがガラス張りになり、返却時の精算も自動で行われます。運送会社にとっては、高価なシャーシを自社で抱え込む必要がなくなり、車両の稼働率を大幅に高めることができます。








