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ゲーム理論は、ジョン・フォン・ノイマンとオスカー・モルゲンシュテルンの共著『ゲームの理論と経済行動』(1944年)によって誕生した学問であり、複数主体が関わる意思決定の問題を数学的なモデルを用いて研究します。当初は新古典派経済学への批判として生まれましたが、1980年代の「静かな革命」を経て、現在では経済学の中心的役割を担うようになりました。理論は主に協力ゲームと非協力ゲームに分けられ、それぞれ提携形、戦略形、展開形などの表現形式や、ナッシュ均衡、サブゲーム完全均衡といった様々な解概念を持ちます。さらに、この分野は行動経済学や進化ゲーム理論を通じて限定合理性の研究を取り込み、近年では市場設計(マーケットデザイン)として現実の制度設計にも応用されています。

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