さて、既に報道などでご存知かもしれませんが、去る9月1日より若桜鉄道株式会社の代表取締役社長に就任いたしました。鉄道会社 公募社長としては現状で5人目、西日本では唯一となりま
す。
内示段階では公表できず、ご報告が遅れた事をお詫び申し上げます。

渡辺 様には今まで日本鉄道マーケティングとしてお世話になっており、月に1度のお知らせをお送りしておりましたが、今後は若桜鉄道の社長としてのお知らせをお送りしたく存じます。

若桜鉄道は、JR因美線、鳥取県八頭郡八頭町の「郡家駅」から同若桜町の「若桜駅」を結ぶ19.2kmの小さな鉄道です。経営状況は大変厳しく日本で最初に上下分離方式が採用されました。

今、公募社長として選任され、地域の足を守るという責任を重く受け止めております。また、若桜町、八頭町の皆様に大変暖かく迎えていただき感謝しております。多数の皆様よりご教示・応援をいただきここまで来る事ができ、大変感謝しております。しかし社長就任はゴールではなくスタートです。引き続きのご支援をどうぞよろしくお願いいたします。

若桜鉄道が走る若桜谷は、至る所に水路が巡らされるほど水が豊かなで、ストレスが多い現代の方にとって憧れの地になり得る価値を持っています。また、若桜鉄道はすばらしい可能性を持っています。若桜駅にSLを持って来てきてしまう、隼駅にライダーが1000名集結するといった驚くべき事を起こす地域の方々の力、赤錆びたSLを工場にも入れずにその場で自力で直し少人数で安全運行を日々続ける社員の技術力と熱意。私一人ができる事は少なくとも、すばらしい地域や社員の皆様と一緒であれば、可能性は広がります。

渡辺 様もぜひ若桜鉄道に遊びに来て下さい。心安らぐ若桜鉄道には、SLや転車台、古い駅舎など懐かしい鉄道情景に溢れています。

共同通信ニュースサイト47news
http://www.47news.jp/CN/201409/CN2014090101001893.html

山田和昭