日本において、なぜ道路だけが「公共物」としてこれほどまでに優遇されてきたのか。その最大の要因は、1954年(昭和29年)に創設された道路特定財源制度にある。ガソリン税などの自動車関連税を道路整備にのみ充当するというこの仕組みは、モータリゼーションの進展とともに爆発的に膨れ上がる予算を道路局にもたらした。道路は「造れば造るほど、次の道路を造るための税金が入ってくる」という自動的なサイクルに組み込まれたのである。
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