古来、日本では鬼は外から来る災厄だけでなく、自らの心に潜む邪気とされてきた。節分の追儺(ついな)は、内なる貪欲や疑念を払い、清らかな心で春を迎える再生の儀式である。現代の地域交通が直面する存廃の危機もまた、我々の心に潜む無関心や固定観念という鬼が引き寄せた影ではないだろうか。

2026年2月4日 中部経済新聞 中経論壇に執筆コラム掲載。(ネットは有料記事です、ぜひ紙面をご覧ください)

【ラジオ】地域交通を救う「対話」という豆まき