都市
自治体を破産から救う新常識、米国 土地の収益性RPA
米国の都市が直面する財政危機の正体とは?「Strong Towns」は、新規開発の一時金で過去のインフラ維持費を賄うモデルを「成長のポンジ・スキーム」と指摘 。土地の生産性を測る指標「エーカー当たり収益(RPA)」で見れ …
土地利用の財政収益性に基づく地方自治体の持続可能性
「50年後、この街のインフラは維持できますか?」 市街地の拡散が財政を蝕む実態を、面積あたりの収益性「RPA」で可視化 。低密度な開発は一人あたりのインフラ維持費を激増させ、将来世代への「負債」となります 。密度維持によ …
4月10日 京急と神奈川県が緩さと覚悟で三浦半島の課題に挑む 沿線375の仲間を繋ぐエリアマネジメント
この度、「地域交通MaaS」というイベントで4月10日(金)のウェビナーに登壇しますのでご案内いたします。 私が最も注目している京急さんのエリアマネジメント newcal の凄さ、ぜひご覧いただければと思っ …
電鉄経営はどこに向かっているのか
電鉄経営は人口増加の局面で宅地開発などで土地の価値を上げて売却益を上げるとともに、沿線人口を増やし、流通業などでも収益を上げるというモデルです。 これが、エリアマネジメントにより、沿線の価値を引き上げ、資産価値を上げるモ …
「自転車は最高の投資」バイケノミクスが拓く日本の経済と都市の未来
自転車は単なる移動手段ではなく、社会に利益を生む「資産」です。走行1kmあたりの社会的収支は車が0.15ユーロの赤字に対し、自転車は0.16ユーロの黒字を創出します 。店舗売上を49%向上させた実例もあり、物流の「202 …
自転車を主役へ。オランダに学ぶ5つの設計原則と、進化する道路の階層構造
オランダの自転車設計マニュアル「CROW」と、都市物流の主役「カーゴバイク」の統合戦略を調査。1970年代の市民運動から生まれた5つの設計原則が、今や脱炭素化を支える物流基盤へ進化しています。日本の「2024年問題」や交 …
道路は単なる通路か、生活の場か:ASVVの設計哲学が問い直す日本のインフラ思考
オランダにおける道路設計、とりわけ市街地(Built-up Areas)における空間構成と交通制御の指針である「ASVV(Aanbevelingen voor verkeersvoorzieningen binnen d …
社会的有効速度:ママチャリはクルマより速いのか?
クルマは時間を節約する道具か、それとも奪う存在か。本連載ではイヴァン・イリイチの理論を軸に、維持費を稼ぐ労働時間や社会的費用(外部コスト)を算入した「社会的有効速度」を検証します。時速60kmの走行が、実は自転車並みの効 …
(開催報告)2025 まちと交通の 未来づくり フォーラム
「ずっと住みたい」と思えるまちは、どんなまち? 暮らしやすさ、生きやすさ、幸せは、 「移動」を軸に考えると見えやすくなってくる! 先進事例を聞いたり、まちに繰り出したり。 5つのプログラムを通して滋賀の交通の未来を 一緒 …
第5回JTTRIグローバルセミナー(デリー首都圏) の印象
2月10日、第5回JTTRIグローバルセミナー インドの大都市圏における鉄道整備と沿線開発 に参加しました。 [公式の報告はJTTRIページを参照] デリーの人口は3千万人超。都市圏への集積が激し過ぎて居住を分散させるた …
都市を自分事にする魔法:シビックプライドの全技術
かつて、19世紀のロンドンやバーミンガムの窮地を救ったのは、最新の技術ではなく市民の「尊厳」でした。時代を超え、今再び注目されるシビックプライドの系譜を辿ります。グラスゴーの奇跡からバルセロナの都市改造、そして現代日本の …
日本における内発的発展論の再構築:交通・都市計画への理論的適用と実践的考察
人口減少社会における日本の再生を目指し、外部資本に依存しない内発的発展論を現代の交通や都市計画に再構築するための理論と実践をまとめました。前半では、鶴見和子や宮本憲一による住民の主体性と経済的自立を重視する理論的枠組みを …
都市鉄道整備財源の岐路:持続可能な未来を導く
都市鉄道は、日本の都市が持続的に発展していくための基盤となる交通インフラです。環境負荷が低い交通手段であることから、2050年のカーボンニュートラル(温室効果ガスの排出を実質ゼロにすること)や脱炭素社会の実現に寄与する存 …
電力×鉄道×開発の崩壊と再生:米国100年の軌跡と日本への伝言
奇跡的に鉄道網を維持した日本と、一度それを壊して再生に挑む米国。両国の命運を分けたのは、戦後の独禁法という意外な一手でした。宇都宮LRTの開業が象徴するように、今、日本は新たな「公共価値」の定義を迫られています。本シリー …
話し合いが空転するのはなぜか?アクターネットワーク理論(ANT)が提唱する「物の議会」と新しいガバナンス
従来の話し合いが空転するのは、言葉を持たないモノたちの不在が原因かもしれません。ブルーノ・ラトゥールが提唱した物の議会という概念は、データや技術、環境をあたかも一人の議員のように座らせるガバナンスを提案します。専門家は正 …
人口減少をチャンスに変える!持続可能な未来を創る「沿線まちづくり」の処方箋
外出率の低下や資本効率への要請など、鉄道まちづくりを取り巻く環境は厳しさを増しています。一方で、この変化は人中心のまちづくりへ舵を切る好機でもあります。20分圏内で生活が完結するネイバーフッドの構築や、DXによる新たな都 …
通行量の呪縛を解け!エリアマネジメントが導く、滞在の質と幸福度を軸とした都市運営
エリアマネジメントは、地域の価値を維持・向上させる住民や地権者による主体的な取組です。整備(ハード)から管理・運営(ソフト)への転換が求められる中、組織というOSと、街を使いこなすアーバニストというアプリの共創が不可欠で …
SCビジネスフェアに伺いました
日本ショッピングセンター全国大会「SCビジネスフェア2026」に伺いました。主催者によるとSC関係者が一堂に会する唯一の商談展示会で、全国のSCディベロッパー(SCの開発、管理・運営者)、テナント(専門店)、サポート(内 …
あなたの15分を最高値で売る方法 ―アクセシビリティで解く住まいのROI
都市の価値を測る基準が「移動の速さ」から「目的地への届きやすさ」へと変化しています。本連載では、経済学者と都市計画者の視点から、この「アクセシビリティ」という概念を軸に、住まい選びや地価の正体、そして誰もが住みやすい社会 …
LVCが解き明かす「インフラ・ファイナンス」の正体
都市工学と経済学の視点から、交通インフラの持続可能性を支えるLVC(土地価値還元)を解剖します。公共投資が生む経済的外部性をいかに制度的に内部化し、財源へと変えるのか。ヘンリー・ジョージの思想から筑波エクスプレスの成功、 …
街の中で仲立ちをするアーバニストとは?
アーバニスト(Urbanist)という言葉は、近年日本でもよく耳にするようになりましたが、その役割を一言で言えば、行政(制度)と市民(生活)の間を、専門知と実践でつなぐ媒介者です。 従来の都市計画家(プランナー)が図面や …
「鉄道会社が作る街」の限界 「一方的な供給」から「みんなでやろう」へ急転換 再生あの手この手!
12月31日、執筆記事が掲載されました。鉄道技術展、沿線まちづくりシンポジウムなどから構成しました。記事の場合は視点を絞る必要があるため、あの手この手を紹介しづいのですが、鉄道会社のまちづくりが多様化している片鱗を感じて …
12月5日 さがす会 @新大阪
2025年12月5日、新大阪駅付近で開催された「さがす会」で講演しました。内容は、私の手がけた今までの経験と交通まちづくりの内容が中心です。「さがす会」は私的な勉強会で、JR西日本の地域連携部門、和歌山大学の教授、駅の活 …
MDSが繋ぐ交通・都市と課題
深刻化する都市の渋滞、地球環境への配慮、そして何よりも利用者様への安全で効率的なサービスの提供は交通事業者の使命です。これらの課題は、データ連携で改善されることもあります。しかし、現実にはデータは各企業や部門のシステムに …
11月9日草津フィールドワーク 「未来のまちをみんなで描こう」開催
2025年11月9日、草津フィールドワークを開催しました。 詳細レポートはこちらをご覧ください [未来のまちをみんなで描こう! 草津フィールドワーク3回目、活発な意見交換で終了] 「知っ得!公共交通の家計簿」 松原 光也 …
ジェイン・ジェイコブズ思想の貢献、欠点、そして日本の地方都市再生への適用可能性
10月のブログでも取り上げましたジェイン・ジェイコブズは、都市計画思想に革新をもたらしました。彼女はジャーナリストです。しかし、学者でも政治家でもない一介の女性でした。その思想には本質に迫る鋭い洞察がある反面、理論的な弱 …


































