地域公共交通と物流改革の伴走支援

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最新トピックス

政策

政策理論、解説

EUの空間政策の「哲学」:ESDPが日本に教える三つの視点

はじめに:なぜEUの空間政策に注目するのか 日本が少子高齢化と人口減少に直面し、地方創生が叫ばれる中で、国土の「均衡ある発展」は永遠のテーマです。しかし、政策を実行するたびに都市一極集中が加速するというジレンマに陥りがち …

グローバルな知識層(エ二ウェア族)と地域住民(サムウェア族)

トランプ現象、ブレグジット、そして地方で繰り返される改革と抵抗。これはなぜ起きるのでしょうか?それはこの考えで説明できるかもしれません。都市・地方、そしてグローバルな知識層(エニウェア族)と地域住民(サムウェア族)の間の …

どこを突けばいい?改善支点を探し出すシステムダイナミクス

「なぜ、ある問題は解決しようとすればするほど悪化するのだろうか?」「なぜ、意図せざる結果が繰り返し起きてしまうのだろうか?」 答えは、物事の表面的な出来事ではなく、その背後にある「システムの構造」に隠されています。システ …

なぜ道路に偏重投資?その鍵は公共選択論にあるかもしれない

もう30年以上も公共交通の外部性や公共性と道路偏重投資の問題への議論がなされているのに、なかなか構造的な見直しが起きません。一方で海外支援ではバッチリと外部性の評価を元に支援が決定されています。どうも、不理解が原因ではな …

10月30日 比較住宅都市研究会にて講演いたしました

2025年10月30日、比較住宅都市研究会にて講演し、30名ほどの方々に聴講いただき、その後の懇親会も大変盛り上がりました。 音声解説(18分) AI Notebook LMで生成 若桜・近江鉄道に学ぶ!地方鉄道の危機と …

鉄道バスの「赤字を補填」←世界はそれを「投資」と言う 消耗するだけの日本の“見方”

2025年10月20日執筆記事が乗りものニュース等に掲載されました。 日本の公共交通に対する考え方が、海外の先進国と比べ、根本的な違いを論じています。日本では公共交通への資金投入が「赤字補填」という「費用」として捉えられ …

宇沢弘文博士 「社会的共通基本」を元に鉄道政策を考える

なぜ今、「社会的共通資本」なのか? 地方の鉄道路線が次々と廃線の危機に瀕し、都市部では交通渋滞が深刻化する現代において、私たちは交通インフラをどのように評価すべきでしょうか。そのヒントになるのが、経済学者・宇沢弘文が19 …

函館本線「海線」は誰のもの? 物流の大幹線が「単なるローカル線扱い」を脱しない“矛盾”

2025年9月15日、執筆記事が掲載されました。整備新幹線のスキームが旅客主眼のため物流の大幹線がローカル線扱いになること、北海道開発予算と鉄道投資のアンバランスなど、インフラ政策の面から解説をしました。 乗りものニュー …

2025年8月23日【第 1 回フォーラム】「住み続けられる まちと交通」(全体会)動画公開

クルマ中心の暮らしを選択する人が増え、バス路線が減りゆく中、 滋賀県では現在「地域交通計画」策定に向けて準備が進められています。 県民からは公共交通が不便であることに多くの不満の声が寄せられています。 公共交通のあり方に …

第一回フォーラムで語られた未来の「移動と都市」 の概要

  2025年8月23日、草津市でやさしい交通しがが【第 1 回フォーラム】「住み続けられる まちと交通」(全体会)を開催し、専門家や市民が集まり、滋賀の交通の未来を考える熱い議論が交わされました。全体では2時 …

海外支援と国内インフラ投資

前回まで、中国のインフラ産業覇権について取り上げました。礼賛するつもりではなく、実際さまざまな問題も指摘されています。そこは注意深く観察し、ここでは日本のインフラ投資を考えたいので、海外支援と共にスタディしたく思います。 …

図で見る規制を撤廃した欧米 民営化した日本

スタッガー法以降、生産性が上がり運賃が下がった米国の鉄道 なぜこれほどの改善が実現したのか?(資料:AAR)   大規模投資で整備される欧州の内陸コンテナターミナル 利害対立がある中、官民連携した投資で物流の改 …

世界の鉄道が「ものすごい貨物量」に対応できたワケとは? 「規制で縛る」をやめた結果【物流と鉄道“失われた30年”中編】

執筆記事が掲載されました。中編は規制緩和政策。欧米がコンテスタビリティ理論に基づき規制政策を転換したのに対し、日本は規制はほぼそのままに民営化に進みます。その違いについて経済学の基本的なところから平易に紹介しています。 …

日本のコンテナ革命は港で止まった!?

西欧インターモーダル

この記事では乗り物ニュース「まとめて運べば安くなる」を徹底追及する海外/「汗と涙の人海戦術」で人手不足の日本 物流の“深刻な差”どうして?【物流と鉄道“失われた30年”前編】を図入りで補足します。 欧米のインターモーダル …

公共交通マーケティング研究会 2024年度 録画・資料公開

公共交通マーケティング研究会 2024年度はリスタートセミナーと全4回の例会が開催され、その録画・資料が公開されています。「公共交通はこのままでは悪くなる」という危機感から「改善にマーケティングが使える」という想いで立ち …

「近江鉄道のあゆみと事業再構築」 地域交通を考える 第16号に論考が掲載されました

近江鉄道線の再構築は特殊な事例だが、再構築が実現した背景には、関係各位の献身的な努力と工夫があり、その学びは他の路線にも参考となると思える。鉄道路線の特質には地域風土が大きく影響し、問題が起きたときにはそれを紐解くために …

公共交通マーケティング研究会 公的投資獲得 開催いたしました。

去る、2025年1月30日、東京大学にて公共交通マーケティング研究会 第12回例会 公的投資獲得 を開催いたしました。 日本鉄道マーケティングでは、このお手伝いをいたしました。当日は来場者・ネット視聴者を合わせ260名の …

都市交通決起大会の資料紹介

去る2024年11月15日、岡山市で開催された土木学会に合わせ、都市交通決起大会が開催されました。 交通政策の課題を知るには重要な内容のため、ご紹介させていただきます。下の画像をクリックすると、トラフィックブレインにある …

「グリーンランドを売ってくれ!」トランプ大統領のトンデモ発言 実は日本のビッグチャンスかも!?

執筆記事が掲載されました。 乗り物ニュース、Yahoo!経済ニュース トランプ発言への受け止めはさまざまですが、海運に着目しているという解説が少ないためこれを紹介しました。また、もし北極海航路が開通して欧州航路から移行が …

成長する世界の物流、衰退する日本

ここ14年間、日本国内の貨物輸送量は微減傾向です。それに対して、世界の国際コンテナの取り扱い量は増加を続けています。一体これは何が起きているのでしょうか? 貿易大国は過去の話に 「日本は加工貿易」、「貿易大国」と学校で習 …

公的投資により公共交通は地域を元気にできる!事例と考え方

公共交通が便利で使いやすければ、2台目のクルマは不要になり渋滞は減り年間50万円以上の家計が助かり、お酒を飲んでも家に帰れる中心街は賑わい経済も回り、地価も上がります。クルマの運転ができない人・苦手な人もストレスなく移動 …

12月7日 日本物流学会 中部部会 zoom 講演[録画・資料 公開]

去る12月7日、日本物流学会 中部部会にてzoomによる講演をいたしました。 講演動画 録画インデックス(リンクをクリックすると録画が再生されます) 1:45 自己紹介 7:25 物流研究の経緯 12:08 国際コンテナ …

News Picks 記事にコメントが引用されました

【上場】東京メトロに「時価総額1兆円」の価値はあるか NewsPicks編集部 2024/10/24 ※有料記事のため閲覧には契約が必要です 鉄道は公益性が高いため、一般企業の上場とは位置づけが異なること について、イン …

羽越本線高速化シンポジウム TVニュース

去る10月17日に開催された表記シンポジウムの基調講演の基調講演の様子が紹介されました(ゆりほんテレビ) 世界から見た羽越本線 1011 山田 配布資料 世界の物流大幹線である「北米航路」が日本海・津軽海峡を通っており、 …

「湖国と文化」第189号 特集 「道の国」の鉄道とまちづくり

「湖国と文化」第189号 特集 「道の国」の鉄道とまちづくり に滋賀県の鉄道の歴史や交通まちづくりの活動について寄稿いたしました。 目次を見る

線路見れば一目瞭然? 日本の鉄道が「災害に弱い」残念な理由 1か所不通で“どうにもできなくなる”ギチギチ思想

冗長性執筆記事

乗り物ニュースに執筆記事が掲載されました。 経済に影響が大きい大量輸送手段の鉄道が止まる背景に冗長性の対応が薄いことを取り上げています。 欧州では鉄道路線が不通になっても他の路線に迂回したり、内陸水路と普段は最適輸送を行 …

元3セク社長が指摘「赤字ローカル鉄道の処方箋」

20240701東洋経済オンライン

2024年7月1日、東洋経済オンラインにインタビュー記事が掲載されました Yahoo!ニュースにも転載されています。

だから日本は「ローカル線」になった 急成長する世界の物流に引き離された現実 国の返り咲きプランとは?

202406日本港湾記事

乗り物ニュースに執筆記事が掲載されました 輸出入を海運にほぼ依存する日本にとって影響が大きい、日本港湾の地位転落について取り上げました 神戸港のコンテナ取扱は1990年に世界5位だったものが、2022年には72位に転落し …

京葉線だけの問題か?”快速の大幅減”地域に厳しいダイヤ改正が断行される根本原因 議論に欠落した視点

Yahoo!京葉線記事

乗りものニュース、Yahoo! ニュースに執筆記事が掲載されました。 京葉線だけの問題か?”快速の大幅減”地域に厳しいダイヤ改正が断行される根本原因 議論に欠落した視点 ダイヤの良し悪しについては立場・地域によって評価が …

参議院にて中川大先生が参考人発言

参考人 中川大先生

参議院 2024年4月17日 国民生活・経済及び地方に関する調査会(第四回)「誰もが取り残されず希望が持てる社会の構築」のうち、社会経済、地方及び国民生活に必要な施策(障がい者・ユニバーサルデザイン・地域交通への対応)に …

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