物流
競合も自然と協力してしまうマジック、ゲーム理論
ビジネスの世界では、ある企業が競合になったり協力関係になったりすることもあります。競うところでは競い、協力し合うところでは協力する。敵味方に色分けしても市場はどんどん変わるので、敵だらけになれば孤立してしまいます。従来は …
1990年、米国の物流を一変させた調査
米国の鉄道は世界の物流システムの頂点と言って良い最高峰の効率を誇ります。AAR(米国鉄道協会)の公開資料を見ると、1970年代のスタッガー法による規制緩和については大きく取り上げられていますが、今回ご紹介する調査について …
中経論壇 命を運ぶ究極のロジスティックス 災害医療への鉄道活用と異分野融合チーム
2025年10月22日 中部経済新聞 中経論壇 執筆コラムが掲載されました。(ネットは有料記事です、ぜひ紙面をご覧ください) このコラムでは、災害時の医療ロジスティクスにおける鉄道活用の可能性について紹介しています。特に …
2025年10月10日 東京大学トランスポートイノベーション研究センター設立シンポジウムに参加
東京大学トランスポートイノベーション研究センター設立シンポジウムを聴講しました。以下はメモで文責は弊社にあり、著作は各発表者に帰属します。 錚々たる産業界からの祝辞 東京⼤学 津⽥敦 理事・副学⻑の挨拶から始まり、いすゞ …
函館本線「海線」は誰のもの? 物流の大幹線が「単なるローカル線扱い」を脱しない“矛盾”
2025年9月15日、執筆記事が掲載されました。整備新幹線のスキームが旅客主眼のため物流の大幹線がローカル線扱いになること、北海道開発予算と鉄道投資のアンバランスなど、インフラ政策の面から解説をしました。 乗りものニュー …
第42回日本物流学会全国大会にて発表
第42回日本物流学会全国大会の2025年9月13日(土)自由論題 にて発表いたしました。 発表内容は国土数値情報 物流県間ODから、県内完結ODを取り除木、長距離輸送の分担率を正しく把握してみたところ、鉄道貨物の中距離輸 …
圧倒的な輸送生産性格差はどこから生まれる?
分析 グラフを描いて驚きました、、、 これは、航空を除く域内輸送の従業員一人あたりのトンキロを比べたものです。つまり、1トンの貨物を日本では一人当たり地球2周(79,000km) 分運ぶのに対し、EUは5.4周、米国は1 …
中経論壇 物流生産性の差と付加価値〝輸送〟を放置するとジリ貧に 6月5日
中部経済新聞 2025年6月5日 中経論壇に掲載されました。 本記事の音声概要をこちらよりお聴きいただけます。 「物流生産性の差と付加価値〝輸送〟を放置するとジリ貧に」というタイトルで日本国内の物流と米国を比較して、ユニ …
図で見る規制を撤廃した欧米 民営化した日本
スタッガー法以降、生産性が上がり運賃が下がった米国の鉄道 なぜこれほどの改善が実現したのか?(資料:AAR) 大規模投資で整備される欧州の内陸コンテナターミナル 利害対立がある中、官民連携した投資で物流の改 …
物流の人手不足は「インフラ投資が足りない」から! 大量輸送をもっと使え! 「民間に投げっぱなし」を変えるための“提言”【物流と鉄道“失われた30年”後編】
執筆記事が掲載されました。機械化自動化で生産効率を上げるのは日本の製造業のお家芸だったはず。なぜか物流は労働集約のまま。その陰にはインフラ投資の不足があるようです。コンテナ革命、コンテスタビリティ理論など、世界で起きた革 …
世界の鉄道が「ものすごい貨物量」に対応できたワケとは? 「規制で縛る」をやめた結果【物流と鉄道“失われた30年”中編】
執筆記事が掲載されました。中編は規制緩和政策。欧米がコンテスタビリティ理論に基づき規制政策を転換したのに対し、日本は規制はほぼそのままに民営化に進みます。その違いについて経済学の基本的なところから平易に紹介しています。 …
「まとめて運べば安くなる」を徹底追及する海外/「汗と涙の人海戦術」で人手不足の日本 物流の“深刻な差”どうして?【物流と鉄道“失われた30年”前編】
執筆記事が掲載されました。前編はコンテナ革命。インフラ投資により装置産業化し船・鉄道・自動車が連携して輸送する欧米のインターモーダル輸送と、労働集約的に小単位のトラック輸送に依存する日本の物流の違いについて平易に紹介して …
日本のコンテナ革命は港で止まった!?
この記事では乗り物ニュース「まとめて運べば安くなる」を徹底追及する海外/「汗と涙の人海戦術」で人手不足の日本 物流の“深刻な差”どうして?【物流と鉄道“失われた30年”前編】を図入りで補足します。 欧米のインターモーダル …
第24回 貨物鉄道論文賞 最優秀賞を受賞 公開開始
伊東様と共同執筆した論文 「陸海一貫インターモーダル輸送の可能性と社会効果」が第24回 貨物鉄道論文賞 最優秀賞を受賞いたしました。 「明快な論旨とロジカルな立論」は伊東さまによるものです。 吉本一穂先生、 …
「グリーンランドを売ってくれ!」トランプ大統領のトンデモ発言 実は日本のビッグチャンスかも!?
執筆記事が掲載されました。 乗り物ニュース、Yahoo!経済ニュース トランプ発言への受け止めはさまざまですが、海運に着目しているという解説が少ないためこれを紹介しました。また、もし北極海航路が開通して欧州航路から移行が …
20250101 Shipping Guide 新春特集号に2面にわたり掲載
2025の新春早々、Shipping Guideの新春特集号に 日本物流学会中部部会の講演を2面にわたり詳細に紹介いただきました。 Shipping Guideは、荷主・フォワーダーなどが行動される業界紙です。発行元のオ …
2025年物流・公共交通 再生への夢
2025年の年始に将来の夢を描いてみました。 物流の再生 従来国際基幹航路の寄港が減り続けてきた国際港湾は、規模の経済を追う世界の潮流に乗り津軽海峡港に集約され、北米航路の寄港が激増し国際輸送リードタイムとコストが圧縮さ …
成長する世界の物流、衰退する日本
ここ14年間、日本国内の貨物輸送量は微減傾向です。それに対して、世界の国際コンテナの取り扱い量は増加を続けています。一体これは何が起きているのでしょうか? 貿易大国は過去の話に 「日本は加工貿易」、「貿易大国」と学校で習 …
「世界一長~い列車」って? 長さ“1km超え”とかザラ!? 実は“日本だけ長くなってない”ことの深刻さ
乗り物ニュースに執筆記事が掲載されました。 欧米・中国が鉄道インフラに投資して効率を高めているのに対し、日本はここ30年間投資がされず発展していません。貨物列車の長さから見える日本の課題を示しています。 Yahooo!ニ …
これぞ「石破列車」!? 鉄道を“動く病院”や“巨大な救急車”に 「病院列車」構想の現実味
10月9日 乗り物ニュース Rail-DiMeC(鉄道の災害医療への活用)研究会の活動について執筆記事が掲載されました。 Yahoo!Newsにも掲載されました。
消えた1万キロの鉄道網「もう一つの“国鉄”」とは? 日本が失った“縄文時代からの営み”
乗り物ニュースなどに執筆記事が掲載されました。 かつて日本の林業は、国営森林鉄道が1万kmも敷設され、山の中に街や学校があり、多数の雇用と経済効果を生み出し、国営の炭焼き工場から木炭が出荷されていたエネルギー産業でもあっ …
だから日本は「ローカル線」になった 急成長する世界の物流に引き離された現実 国の返り咲きプランとは?
乗り物ニュースに執筆記事が掲載されました 輸出入を海運にほぼ依存する日本にとって影響が大きい、日本港湾の地位転落について取り上げました 神戸港のコンテナ取扱は1990年に世界5位だったものが、2022年には72位に転落し …




























