地域公共交通と物流改革の伴走支援

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津軽海峡実験を実施

©️一般社団法人 Rail DiMeC 2025

Rail DiMeC研究会では、2025年8月26日から28日にかけ、青森県立中央病院、JR貨物、青函フェリー、市立函館病院、はこだて未来大学の協力をいただき、津軽海峡を渡る青函間の医療資機材輸送について実験を行いました。

実験の背景と主旨

Rail DiMeCが目指す鉄道コンテナによる医療資機材輸送は、全国に展開できる可能性を持っていますが、北海道と本州の間については制約があります。青函トンネルは、1988年に鉄道専用トンネルとして開通しましたが、ガソリンを積んだ自動車を鉄道貨物として運ぶことは禁止(国土交通省令という厳しい法律で規制)されています。大地震や、大雨洪水、原発、予期せぬ災害に対して、技術面・政策面から、何とか法改訂を提案したいという背景から今回の実験は計画されました。

現在の選択肢は以下が考えられ、

  1. フェリーによる海上搬送
  2. ガソリンを抜いた自動車を鉄道貨物でトンネル通過

今回は1.について実験を行いました。[実験計画を見る]

日 時: 2025年8月26日(火)~28日(木)

この先の目標としては以下が考えられています。

  1. 想定外緊急時の海上搬送協力マニュアル作成
  2. ルールを緩和して、ガソリン搭載自動車の貨物列車のトンネル通過を可能とする提案作成

参加メンバーは

  • 早大関連: 梅津光生、小峰輝男、松浦由佳、栗田宣文、山田和昭、曽我部和美、伊関洋、岩﨑清隆
  • 青森県立中央病院: 齋藤兄治、久慈勝義
  • JR貨物: 和泉圭
  • 市立函館病院: 武山佳洋、河瀬亨哉、木村忠司
  • 公立はこだて未来大学: 藤野雄一、石榑康雄

です。皆様には暖かく親切なご協力を賜り、とても有意義な実験となりました。

実施報告

[実験報告を見る]

 

はこだて未来大学での講義

はこだて未来大学では、藤野名誉教授の呼びかけで、梅津、小峰、山田、曽我部、松浦、栗田よりRail DiMeCの活動や検討内容などについて講義を行いました。参加した学生・JR貨物・医療関係者それぞれから活発な質疑応答がありました。

講義資料

 

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