改めて言うまでもありませんが、地域鉄道が抱える最大の問題、それは人口が少ない場所で商売をしている事です。
商売の売上は
一日の通行者数 × 営業日数 × 立寄り率 × 購買率 × 客単価
で決まります。通行者数が少なければ売れません。では、地域の通行量がどれだけのものなのか?一般の方にも説明しやすいよう、2つの駅を較べてみましょう。
1)JR秋田駅
秋田新幹線の終着駅。全ての特急が停車し羽越本線、奥羽本線、男鹿線の列車も発着する県庁所在地の駅。一日の利用客数 11,143人
2)小田急線鶴川駅
新宿から30分以上の住宅地。特急も急行電車も止まらない2面3線のありふれた中間駅。一日の利用客数 ?????人
県庁所在地である秋田駅の一日あたりの利用客は1万1千人です。それに対し、ありふれた私鉄の中間駅 急行も止まらない鶴川駅の利用客はなんと67,208人。地域鉄道は一日1000人を切る駅が多いので、およそ鶴川駅の100〜150分の1です。これでは大手と同じようにグッズを駅に置いても売れる訳がなく、在庫が積み上がるばかりです。また、イベントに出ても営業日数が少ないためそれほど多くは売れません。鉄道は商圏を選べないので、この問題は今まで解決不可能と思われていました。
しかし、これを解決する手段が今はあるのです。
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