慌ただしい年度末もひと段落し、美しい桜も散り緑が輝き、新年度に向けた動きが続いています。懸案だった貨物鉄道論文を一般の方向けにわかりやすく記事にすることができました。ご理解ご協力いただいた編集部の皆様に感謝いたします。
合意形成や行動変容について、リ・デザインの教材紹介を書き起こし、吉田先生の設計が無駄なくツボを突いていることに気づき感銘を受けました。。最後は腑に落ちるかどうかという感性の領域になるのですが、そこにもご縁がつながり有り難い限りです。
物流改革
2024度「第24回 貨物鉄道論文」最優秀賞「陸海一貫インターモーダル輸送の可能性と社会効果」(金沢大学 伊東尋志〔経済学博士課程 元えちぜん鉄道専務〕/合同会社日本鉄道マーケティング 山田和昭共著)の内容と、伊東氏とのディスカッションを元に3本の記事を構成しました。経済学や規制政策など学術的な内容を、一般の方向けにわかりやすく解説しています。
「まとめて運べば安くなる」を徹底追及する海外/「汗と涙の人海戦術」で人手不足の日本 物流の“深刻な差”どうして?【物流と鉄道“失われた30年”前編】
この30年で国際物流は急激に伸長した一方で、日本国内の物流は人手不足が深刻、でも貨物量は微減、JR貨物の輸送量は半減と、海外にかなりの差を付けられてしまいました。一体なぜでしょうか。3回の連載から紐解きます。1回目はコンテナ革命です。
世界の鉄道が「ものすごい貨物量」に対応できたワケとは? 「規制で縛る」をやめた結果【物流と鉄道“失われた30年”中編】
なぜ海外は、インターモーダルを可能にする大規模投資ができたのでしょうか。経済学の理論と規制政策について極力わかりやすく紹介してみました。
物流の人手不足は「インフラ投資が足りない」から! 大量輸送をもっと使え! 「民間に投げっぱなし」を変えるための“提言”【物流と鉄道“失われた30年”後編】
人手不足が深刻化し、貨物量自体は微減を続ける日本。これは政策の限界、さらには「インフラ投資の不足」としての結果という側面があります。3回の連載の仕上げとして、日本が次の時代を目指すうえでの政策と投資の方向性を提言します。
図で見る 日本のコンテナ革命は港で止まった!?
欧米のインターモーダル拠点とネットワークを見ると、日本と決定的に異なることがあります。どうやら日本ではコンテナ革命が港付近で止まってしまった模様です。
図で見る 規制を撤廃した欧米 民営化した日本
スタッガー法以降、生産性が上がり運賃が下がった米国の鉄道 なぜこれほどの改善が実現したのか?(資料:AAR) 大規模投資で整備される欧州の内陸コンテナターミナル 利害対立がある中、官民連携した投資で物流の改 …
第24回 貨物鉄道論文賞 最優秀賞 公開
以上の記事はこちらの論文を元に構成されています。
伊東様と共同執筆した論文 「陸海一貫インターモーダル輸送の可能性と社会効果」が第24回 貨物鉄道論文賞 最優秀賞を受賞いたしました。 「明快な論旨とロジカルな立論」は伊東さまによるものです。 吉本一穂先生、 …
日本物流学会 中部部会 zoom 講演[録画・資料 公開]
去る12月7日、日本物流学会 中部部会にて講演しました。国際コンテナ物流に関して、欧米と日本の違いについて解説しています。途中、Google Earthによる世界各地のコンテナターミナルの紹介デモも挟んでいます。
公共交通
地域交通リ・デザイン eラーニング教材
教材紹介がダウンロードできるようになりました 地域交通 共創への共通知 地域交通 リ・デザイン eラーニング 合意形成を導く構想力と実現力を学ぶ
講演
4月22日 子育て未来会議 なぜ育てるのか?
4月22日 東京科学大学 蔵前会館 にて登壇します。感性を失わせる教育によって日本の将来が危ない!失われた30年のまま子どもの世代に押し付けるのか?など結構重いテーマを感性サイエンスと共に6時間語り合いました。