11月は1年に渡り多くの先生・専門家の皆様よりご教示・ご支援いただき、発信してきた国際コンテナ物流について、論文賞をいただき学会で講演を行いと、次の段階に進んだと実感した月でした。ただ、これは「達成」ではなく一歩を踏み出しただけで、これから長い道のりが続きます。公共交通マーケティング研究会ではプライシングとサインについての勉強会を開催。近江ではジオラマ教室などを開催しました。また、公共交通リデザインプロジェクトでは、教材作りをお手伝いしています。

物流関連

12月7日 日本物流学会 中部部会 zoom 講演[録画・資料]

去る12月7日、日本物流学会 中部部会にてzoomによる講演をいたしました。 世界と比べて真逆を行く日本の特異性、負けるはずのない韓国に負けている原因。もし、日本が教科書通りにするとどうなるかといった問いかけをし、課題意識を共有させていただきました。質疑応答では先生方より鋭いご指摘と温かいエールをいただきました。

第24回 貨物鉄道論文賞 最優秀賞を受賞しました

伊東尋志様と共同執筆した論文 「陸海一貫インターモーダル輸送の可能性と社会効果」が第24回 貨物鉄道論文賞 最優秀賞を受賞いたしました。 「明快な論旨とロジカルな立論」は伊東さまによるものです。

「世界一長~い列車」って? 長さ“1km超え”とかザラ!? 実は“日本だけ長くなってない”ことの深刻さ

乗り物ニュース執筆記事。 欧米・中国が鉄道インフラに投資して物流効率を高めているのに対し、日本はここ30年間投資がされず発展していません。貨物列車の長さから見える日本の課題を示しています。 Yahooコメントに有意義なものが多かったのでその分析も試みています。

物流業務のページを作成

物流について今までの実績等をまとめたページを作成しました。講演内容を少しづつコラムとして投稿していきたく思います。

公共交通関連

公共交通マーケティング研究会は月1回の例会を継続し、幹事の皆様が活躍されているのを事務局としてサポートさせていただいています。執筆やコメントの依頼は青春18きっぷの改定、東京メトロの上場などの動きがありました。話題になっている事だけでなく、それをきっかけに課題の根源や波及する先など読者の視野を広げ理解を深めるように心がけています。

12月15日わかりづらい公共交通の案内・サイン 福井はなぜ成功したのか?

公共交通マーケティング研究会 第11回例会 が開催されます。一見さんお断り!? 誰もが使う公共交通のはずが、初めて使う人にとってわかりづらい例が各地にあります。利用者は加齢や転出入で入れ替わるので、案内がわかりづらく新規顧客を取り逃すと利用は減り続けます。

FM愛知 稲葉寿美 のvintage life stories に出演

11月24日 FM愛知 稲葉寿美 のvintage life stories にてフリーアナウンサー稲葉寿美さんと(ネット越しに)共演いたしました。三重の某テレビ局で番組をご一緒して以来のご縁です。

上京民が絶句「“短い”10両編成が参りま~す」 なぜ東京じゃ15両もフツーに? 列車の長さ、どう決まるのか

乗り物ニュース執筆記事。Yahooニュース238コメント。 見てわかる列車の長さの違いから、都市間輸送と都市内輸送の違い、輸送単位と効率性、フリークエンシーなどについて平易に解説してみました。

目指すは 収益増加? 公益拡大? 認知向上?プライシング(運賃設定)を使って何できる? 開催しました

公共交通マーケティング研究会のページで録画・資料を公開中。 日本鉄道マーケティングは本会のお手伝いをしております。 目指すは 収益増加? 公益拡大? 認知向上?プライシング(運賃設定)を使って何できる?

「乗り通す人いるの?」200キロ超の長距離“普通列車”が今なお消えない理由 昔は“とんでもなく長い”列車も

執筆記事掲載。乗り物ニュース、Yahoo!ニュース241コメント。 かつての長距離普通列車は、操車の手数を省いたり荷物・郵便輸送のための設定。近年は面的に広がる都市間と郊外を貫通して輸送し、土地開発にも効果を出しています。

「青春18きっぷ」改定で「鉄道旅」はすたれゆくのか  鉄道ファンの悲鳴に専門家は「ビジネスモデルの限界」を指摘

コメント/写真が掲載。 AERA.DOT、Yahooコメント761。 マーケティング視点から 既存顧客は目減りし、新規顧客の獲得は常に必要なこと。ブランドは顧客の加齢とともに変質していくことなどを解説しました。

News Picks 記事にコメントが引用されました

【上場】東京メトロに「時価総額1兆円」の価値はあるか NewsPicks編集部 2024/10/24 ※有料記事のため閲覧には契約が必要。鉄道は公益性が高いため、一般企業の上場とは位置づけが異なることについて解説。

 

交通まちづくり分野

近江鉄道時代から手掛けていた交通まちづくりの人材育成の第2段階で、昨年のフォーラムで学んだ方々が実践・実行する際の伴走支援で独り立ちを試みています。

12月16日 鉄道人から学ぶ「誰もが気軽に移動でき、街が活性化する公共交通と自転車の関係」

 オンラインで講演いたします。自転車の活用を進めるには、公共交通との連携も大切。駅の駐輪場には多数の自転車が置かれ、多くの通勤・通学客が自転車と公共交通を合わせて利用しています。

駅のジオラマづくりWS

~まちづくりを学び、楽しくジオラマ制作~ 人にやさしい駅、使いやすい駅、楽しい駅・・・ 夢のある駅を思い描きながら、一緒にまちづくりを考えてみませんか? ガイダンス、駅(まち)あるき、専門家指導によるジオラマづくり等でまちを俯瞰できる人材を育てます。