日本鉄道マーケティング代表 山田和昭の著書
2014年若桜鉄道公募社長就任、2015年SL走行社会実験、2016年隼ラッピング のエピソードと、実施背景・理論について触れられています。
AI動画による英文紹介
内容説明
マーケティングの成功実例がここに! 若桜鉄道は、鳥取県東部の山里・若桜谷を走る第3セクターで、沿線に有名観光地はなく、過疎化、少子高齢化、そしてモータリゼーションの発達で経営は危機に瀕していた。そこに公募社長として東京から単身赴任で乗り込んだのが、著者・山田和昭氏である。外資系IT企業でのマーケティングやブランディング、地域鉄道会社の業務支援といった経験を生かし、全長19.2キロ、社員18人、保有車両4両という小さな鉄道会社の立て直しに挑み始める。2015年4月の「SLの走行社会実験」、2016年3月の中間駅名とスズキのバイク名にちなんだ「隼ラッピングカー」etc――地域と二人三脚のリアルな実践例は、鉄道ファンのみならず必読!
目次
1 そしてSLは走った―地域を挙げての「社会実験」は、なぜ成功したのか(“里帰り”したSL;鉄道遺産が「物語」の幕を開ける ほか)
2 好きなことを仕事にする―“鉄ちゃん社長”の誕生(公害問題が“鉄ちゃん”への入口だった;なくなる路線を見ておきたい ほか)
3 地方だから、できること―「地域活性化装置」を目指して(情と理―「地域」と「都会」の文化の違い;「誰もが何でもやる」社内文化 ほか)
4 希望のレール―人をつなぐ、地域をつなぐ、時代をつなぐ(営業とマーケティング;事業戦略をフローで小分けに考える ほか)
書籍仕様
- 価格 ¥1,540(本体¥1,400)
- 祥伝社(2016/09発売)
- サイズ B6判/ページ数 207p/高さ 19cm
- 商品コード 9784396615765
- NDC分類 686.217
- Cコード C0034