津エアポートラインの山田です
年の瀬と新年の足音が聞こえてきて、年末年始輸送の準備も始まっています。北海道では大雪とのこと。寒さ厳しくなってきますが、お風邪など召しませんようご自愛ください。
活動報告です
【流木と迷惑駐車の対策】
今年は流木による欠航が多かったので、来年に向けて対策を取り始めました。まずは関係機関にご挨拶をして協議。流木は突然流れて来てしまいます。こちらも困っているが、あちらも困っている。ならば相手に要望するだけでなく、自分ができる事も考えお互い助け合い解決していくしかありません。
流木だけでなく津なぎさまちの公設駐車場も想定以上の満車が続き、お客様にご不便をおかけしています。高速船利用者の数に関係なく駐車場利用が増えており、迷惑駐車が主な原因ですが、警備員が注意しても逆上されるだけで無くならずいたちごっこの状態だそうです。これでは航路を使う方が駐車できなくなってしまうので、駐車場の指定管理者や関係者と協議・試行を重ね、組織をまたがり現場間で連携して不法駐車の特定など対策を進めています。
日本は災害が多いため、いざという時は助け合いで乗り切ってきました。海の世界も助け合いです。難しい流木や迷惑駐車の問題も、日本らしく航路らしく助け合いで解決していきたく思います。
【北海道とのご縁】
松浦武四郎生誕150周年をきっかけに、知事のリーダーシップで北海道・三重県・ANAで相互送客の包括提携が結ばれました。ANAスカイホリデー中部発商品では津エアポートラインをお得に利用いただける旅行商品も登場し、機内誌「翼の王国」でも航路を紹介いただいています。三重県の皆様、この機会に味覚と絶景と氷雪体験、冬の北海道にぜひお出かけください!
6月の札幌出張で市内のエージェント様に挨拶回りをしましたので、11月は津市に本山がある真宗 高田派の寺院に本山詣での聞き取りと挨拶回りをしました。また、北海道鉄道観光資源研究会さんにお世話になり登壇し、津と常滑をご紹介しました。同会の展示は素晴らしく、住民が鉄道を支える主役という考え方と活動には感銘を受けました。国内線でセントレアから最も便数が多いのが千歳ですので、これからも北海道とのご縁を繋いでいきたく思います。
【常滑と津のご縁】
常滑に通い続けて1年。津と常滑の方々を対岸にご案内しお引き合わせし、機運が高まってきました。空港と地域が連携して活性化を進める常滑。津まつりや津ぎょうざなど市民活動が活発な津。渡し船として両者をお繋ぎし伊勢湾一体で活性化すべく、交流を促進する商品作りも進めています。
【休日】
【くらしの足フォーラム】では「愉しみのための交通」をテーマに議論がされました。愉しみを創ることで需要創出にも地域活性化にも繋がるモデルも見出せ、津エアポートラインの参考になり有難かったです。
【中部運輸局セミナー】ではMaasの目指す姿が見え、スイスで行われた定額モビリティ実験がMaasの姿だと理解しました。「Googlemapで検索されなければ無いも同じ」と航路の中ではいち早くGTFS対応をしましたが、Maasになると交通機関の営業が全く変わってしまうとショックを受けました。時代の流れは止まらないので、押しとどめるよりもどう対処して行くかを考えていかねば。
終了後は有名な円頓寺商店街を先生方と散策し、刺激を受けました。
【高虎楽座・農林水産まつり】小学生や商店街・事業主・市民団体の皆様が趣向を凝らした活動をされ、大変賑わっていました。私のお気に入りは「パンダ銭湯」。
【荒川修作と岡本太郎】岐阜市にある世界一過激な公園「養老天命反転地」のトークを聞きに養老鉄道で訪問。「人間の生命は人と人の間にある」という言葉が強く印象に残りました。
以下、地域や私に関わりのある皆さまの情報です
「おかでんチャギントン電車」誕生!
チャギントンはイギリス生まれのアニメで、これまでに175の国と地域で放映されています。そのアニメの人気者、「ウイルソン」と「ブルースター」が仲良く手をつないで、岡電の「MOMO」や「KURO」や「たま電車」と一緒に遊びたかったように岡山の街に現れました。
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●津エアポートラインで知多半島に!プチ旅行はいかが?
セントレアのクリスマス
・12月25日まで クリスマスマーケット、クリスマスフェア
・2019年3月31日まで 17:00-22:30スカイイルミネーション
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11月20日、常滑ワインリリースされました!
常滑シャルドネ2018 自社農園「オレゴンファーム&ワイナリー」で栽培されたシャルドネ、程よい酸味のフルーティな白ワイン
・常滑ピノブラン2018 自社農園「オレゴンファーム&ワイナリー」で栽培されたピノブラン、甘さもあるがアルコール度数高めなドライな白ワイン
取り置きはできず店頭販売のみ。ご購入はサンセットウォーカーヒルのスタッフにお声がけくださいとのこと。
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12月-5月 知多半島のいちご狩り
知多半島はイチゴ狩り激戦区!上記「オレゴンファーム&ワイナリー」や南知多など200ほどあるそうです。
・1月-5月 アメリカンスタイルのいちご狩り
・南知多のいちご狩り
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11月18日 10thぱふぇ-スタート(数量限定)
常滑の街でフルーツをふんだんに使った手作りパフェを出しているkoipafeさん
シーズンを迎えたイチゴのパフェがスタートしています。営業時間が短いのでご注意!
セントレアか常滑駅から知多半田行き路線バスでINAXライブミュージアム下車歩12分
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11月3日-2019年4月9日 【企画展】 和製マジョリカタイル―憧れの連鎖
風情ある古い建築に残された少し懐かしく可愛げのある「和製マジョリカタイル」は、大正初めから昭和10年代頃に日本で生産された多彩色レリーフタイル。台湾では歴史的価値を見出し保存する動きも見られます。独特の美しさと軽やかさの中に歴史がこめられています。
会場:(常滑市)INAXライブミュージアム「土・どろんこ館」企画展示室
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2月24日14:00- 知多四国開創210年結縁大護摩祈祷
一年間各札所で皆様に納めていただきました護摩木を焚いて諸願成就のお祈りを致します。
そして、当日限定の御朱印や御幣お守りも授与されますとのこと。
会場:知多四国43番岩屋寺
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2019年2月中旬まで セントレアフォトコンテスト展示
中部国際空港の魅力が詰まったコンテスト作品が展示されています。審査員の一人、伊藤久巳さんは早稲田大学鉄道研究会の出身で私の先輩です。
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【知多半島の足】
常滑の観光に、セントレアー常滑ー知多半田を結ぶ二次交通
セントレアーイオンモール常滑間 無料シャトルバス(およそ40分おき)
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お得な知多バス「セントレア・常滑市内1日乗りほーだい乗車券」
セントレアのアクセスプラザ内「名鉄トラベルプラザ」にて販売
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セントレアからレンタカーの旅
セントレアにはレンタカーが多数あり、スピーディに観光を楽しめます。
なんと、アクアイグニスプロデュースの素敵なサービスエリアも!
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●津エアポートラインで三重県に!プチ旅行はいかが?
12月2日 18:00 津なぎさまちイルミネーション点灯式
津市東橋内中学校吹奏楽部による演奏会☆美しい音色とともに美しい光を灯しましょう☆彡ご参加頂いたお子様にお菓子プレゼント‼
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高田派本山専修寺 国宝指定記念カレンダー 好評発売中
高田本山が初めてカレンダーを作りました。一般の方が見られない壁画なども収録。境内の茶所にて販売。
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1月9日逮夜-16日 報恩講(津市 高田本山専修寺)
七昼夜にわたって勤められるところから、お七夜の名で親しまれ知られています。お勤めは、聖人の遺徳を讃嘆する「報恩講式」が、毎日初夜に拝読され、また聖人のご一代の物語を描かれた「御絵伝」が余間に掲げられるのが報恩講のならわしになっています。
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2020年 アクアイグニス多気 オープン
約119ヘクタールの用地に、食や健康などをテーマにした滞在型複合施設を配置。伊勢自動車道と直結するスマートICも設置されます。
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【三重県側の足】
津なぎさまちから各地への交通
主要施設へのルート案内はこちらをご参照(出発時刻に応じて案内ルートは変わります)
伊勢神宮からの観光
1月は神宮周辺の駐車場・道路が混み合います。参拝バス、CANバスがお勧めです。
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津なぎさまちにはトヨタレンタカーの支店があるので、スピーディに観光を楽しめます。
津エアポートラインご利用のお客様は20%off!
12月10日 公共交通マーケティング研究会 スタートアップセミナー(岡山)
日本の地域公共交通に最も足りないのはニーズを把握しサービスを提供するビジネスモデルをつくり改善していく「マーケティング」。関係者が勉強し現場で実践し結果を出す「公共交通マーケティング研究会」が発起されました。司会進行は敏腕美人ジャーナリストの 楠田悦子さん。加藤先生、キャスティングが絶妙です。
地方が妬み地獄から脱出する4つの行動
狂犬と呼ばれる地域再生のカリスマ、木下斉氏が語る処方箋
最新著作も刊行されました
小説「地元がヤバイ・・と思ったら読む 凡人のための地域再生入門」
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津エアポートライン、地域のものがたり発見
<オレゴンへの憧れ、夢を追い続け>
証券マンの仕事に疑問を感じ米国で転職を図るも採用されず、作った会社も空中分解。飲食業でも苦労を重ね、遂に観光農園とテキサスキングバーガーを成功させる。オレゴン州ポートランドのワイナリーレストランに惚れ込み「これを日本にも作りたい」と決意。農園で飲食を提供しようとしたら農地法の壁。なんと国家戦略特区を申請してこれを突破。今年4月に伊勢湾に沈む夕日を眺められる農家レストランを常滑に作り上げました。さらにはワイナリーを目指すも今度は酒税法の壁。それも乗り越え、ワイン蔵に篭りひたすら醸造に集中し、遂にリリース。こうして馬場憲之氏は夢を追い実現し続け、常滑の方々はそれを暖かく応援されています。
いつも長文ですいません。お読みいただきありがとうございました。
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